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ズワイガニの種類一覧!バルダイ種とオピリオ種の違いとは?

ズワイガニの種類一覧!バルダイ種とオピリオ種の違いとは?

  • ズワイガニの種類は何があるの?
  • バルダイ種とは何?
  • オピリオ種とは何?
  • バルダイ種とオピリオ種の違いとは?

「タラバガニ」「毛ガニ」と並ぶ三大カニである「ズワイガニ」。ズワイガニには「オピリオ種」「バルダイ種」などいくつか種類があります。

どれもズワイガニの一種ですが「見た目」や「味わい」の特徴が少し違うんですよね。それではさっそく、ズワイガニの種類一覧を見ていきましょう。

ズワイガニの種類一覧

ズワイガニの種類はおもに下記3つです。

  • ズワイガニ(=オリピオ種)
  • オオズワイガニ(=バルダイ種)
  • ベニズワイガニ

「オリピオ種」とは「ズワイガニ」の別名です。そして「バルダイ種」とは「オオズワイガニ」の別名です。

それぞれ「見た目の特徴」「味の特徴」「産地」などを見ていきましょう。

1.ズワイガニ(オピリオ種)

ズワイガニ

まずはよく知られている「ズワイガニ」です。日本で「ズワイガニ」と言うと「オピリオ種」のことを指します。ズワイガニは「本ズワイガニ」とも呼ばれます。

ややこしいでですが、ズワイガニ=本ズワイガニ=オピリオ種と思ってOKです。

ズワイガニにはいくつかブランドがあり、たとえば「松葉ガニ」「越前ガニ」などはズワイガニのブランド名です。ズワイガニのブランドは「どこで水揚げされたか(=捕獲されたか)」で変わります。

見た目の特徴

ズワイガニは体の色が「薄い茶色」で、ゆでると赤くなります。甲羅は「ふくらんだ三角形」をしています。脚は左右あわせて10本です。脚を広げると70センチ以上になる個体もいます。

タラバガニや毛ガニと比べるとスマートで、脚が細長くシュッとしている印象です。

味の特徴

ズワイガニはカニ本来の上品な甘みがあります。身は繊細でやわらかく、トロ~リとした食感が楽しめます。カニみそが濃厚で美味しいのも人気な理由のひとつです。

カニしゃぶカニ鍋はもちろん、バター焼きにしたりお刺身で食べたりと色々な料理が楽しめます。ズワイガニは食べやすい「脚のむき身(ポーション)」が人気ですが、お酒好きの方には甲羅に入ったカニみそも人気です。

ズワイガニはその美味しさから「Queen Crab(カニの女王)」とも呼ばれており、冬の味覚の代表格です。

産地

国内だと「兵庫」「鳥取」「北海道」などで多く捕獲されています。ロシア・アラスカ・カナダなどからの輸入も多いです。

2.オオズワイガニ(バルダイ種)

オオズワイガニは市場に出回ることが少ない、とても珍しいカニです。オリピオ種と区別されて「バルダイ種」と呼ばれます。

ズワイガニ水揚げ量のうち2%ほどしか捕獲できないと言われるほどレアで、捕獲されても高級料亭などで使われることが多いです。オオズワイガニは日本海には生息していないので、ロシアやアメリカ(アラスカ)から輸入されます。

「超ビッグ」「料亭御用達」「希少価値が高い」ということで「最高級のズワイガニ」と名高いカニです。

見た目の特徴

ズワイガニよりも大きめなので「オオズワイガニ」と呼ばれています。色は「焦げ茶色」です。脚は同じ左右あわせて10本ですが、ズワイガニよりも少し太くて短いイメージです。甲羅も左右の幅がズワイガニより少し広いです。

とはいえ、ズワイガニとほとんど変わらない見た目です。そのため、見分けるのは難しいですが歯の形状がハッキリ違います。ズワイガニの歯は直線ですが、オオズワイガニの歯はノコギリのようになっていて「M」の形をしているんですね。

市場では「オオズワイガニ」ではなく「ズワイガニ」として出回る場合もあるので、素人にはやはり見分けにくいですね(^^;)

味の特徴

ズワイガニよりも味が深く、コクがあり濃厚な味わいです。繊維が太くしっかりしているので、プリプリとした弾力のある食感で食べ応えバツグンです。

肉厚なので、食感を楽しむ料理・・・たとえばカニ鍋カニしゃぶ天ぷらなどに合います。もちろん焼いたりゆでたりしてもOKです。

やわらかいというよりはタラバガニに似たしっかりとした歯ごたえがあるので、ガッツリほおばると美味しいです。

産地

オオズワイガニは日本海には生息していないため、ロシア・アラスカからの輸入がほとんどです。

3.ベニズワイガニ

ベニズワイガニ

紅ズワイガニは、ズワイガニよりも深い深海に生息しています。深海で生息しているため成長が遅く、ズワイガニのように1kgを超える超ビッグサイズはかなりレアです。

ベニズワイガニは「ズワイガニよりも安い」「鮮度をたもつのが難しい」「身が少なくて水っぽい」ため、缶詰などの加工品に使われることが多いです。

ズワイガニと比べて劣るイメージがありますが、捕獲したばかりの新鮮なベニズワイガニは甘みも強くてとても美味しいと評判です。缶詰も身の甘さが凝縮されていて美味しいです。

見た目の特徴

ベニズワイガニの色は名前のとおり「赤色」です。ゆでる前から赤いので「紅(べに)ズワイガニ」という名前がつけられました。脚は左右あわせて10本です。

脚を広げると70センチ以上になる個体もあり、ズワイガニとほぼ同じくらいの大きさです。

味の特徴

身入りはズワイガニより少なく、水分が多くてみずみずしくやわらかいです(水っぽい感じもある)。

保存すると水分が出て身がパサつきやすいですが、通販では新鮮なままボイルしたり、急速冷凍で鮮度をたもつ工夫をしています。

ベニズワイガニは加熱すると身が縮んでしまうのがデメリットですが、甘みが強くお刺身で食べると美味しい&ズワイガニよりも安いのがメリットです。ズワイガニに比べると殻が薄くやわらかいので食べやすいとうメリットもあります。

甘みが強いので「お刺身ならズワイガニより美味しい」「むしろズワイガニよりベニズワイガニが好み」と言う方もいるほどです。カニにしては比較的安いので食べてみる価値アリ!です。

産地

国内だと「鳥取」「北海道」「新潟」「島根」などで多く捕獲されています。ロシアなどからの輸入も一部あります。

国内での捕獲量はズワイガニより多く、ズワイガニ「4,165トン」に比べてベニズワイガニ「14,093トン」と約4倍の漁獲量でした(2018年度/農林水産省HPより)

バルダイ種とオピリオ種の違い一覧表

バルダイ種とオピリオ種の違いを一覧表でまとめました。

スマホの場合は、指で左にスクロールできるよ。

オピリオ種 バルダイ種
名称 ズワイガニ オオズワイガニ
薄い茶色 濃い茶色(焦げ茶色)
産地 日本(兵庫・鳥取・北海道など)、
ロシア・アラスカ・カナダ(輸入)
ロシア・アラスカ・カナダ
(ほぼ輸入)
カニ本来の上品な甘み コクがあり濃厚
食感 トロリとやわらかい 弾力がありプリプリ
カニみそ 濃厚で甘く美味 濃厚で甘く美味
食べ方 刺身・カニしゃぶ・カニ鍋・焼きカニ カニしゃぶ・カニ鍋・天ぷら

価格はズワイガニでもオオズワイガニでも、あまり変わりません。

オオズワイガニはレアなので「めちゃくちゃ高いのでは?」と思われがちですが、ロシアなどからの輸入が多いのでそれほど高くはありません。

まとめ

今回はズワイガニの種類3つについてご紹介しました。

  • ズワイガニは「ズワイガニ」「オオズワイガニ」「ベニズワイガニ」の3種類がある
  • ズワイガニは「オピリオ種」と呼ばれる
  • オオズワイガニは「バルダイ種」と呼ばれる
  • 本ズワイガニとはズワイガニのこと
  • ズワイガニは「上品な甘さでトロリとやわらかい」味わい
  • オオズワイガニは「濃厚で弾力がありプリプリとした」味わい
  • ベニズワイガニは「甘みが強くみずみずしい(水っぽい)」味わい
  • オオズワイガニは希少価値が高く市場に出回る量が少ない
  • 価格はズワイガニ=オオズワイガニ>ベニズワイガニ