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- 野菜の農薬の落とし方は?
- トマトや人参など野菜の残留農薬を落とす洗い方は?
- 野菜の農薬は水洗いで落ちるの?
野菜に使った農薬は、完全に消えるワケではありません。農薬の一部は「残留農薬」としてそのまま野菜に残っています。
そのため、私たちはまいにち農薬を口にしていることになります。
農薬が体内に入るのを想像すると、ちょっと怖いな。
農薬が体のなかに入るルートとしては、たとえば下記があります。
- 農薬が残った野菜を食べる⇒体内に入る
- 農薬が残った野菜を豚が食べる⇒豚肉をとおして体内に入る
- 農薬が残った野菜を牛が食べる⇒牛乳をとおして体内に入る
農薬は、病害虫や雑草などの防除、作物の生理機能の抑制などを目的として農作物に散布されますが、目的とした作用を発揮した後、ただちに消失するわけではありません。このため作物に付着した農薬が収穫された農作物に残り、これが人の口に入ったり、農薬が残っている農作物が家畜の飼料として利用され、ミルクや食肉を通して人の口に入ることも考えられます。
出典:農林水産省HP(https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_tisiki/tisiki.html)
農薬は「体内に入っても害がない量しか使用できない」と法律で決められています。
とはいえ「殺菌・殺虫などの薬剤」ですし、本来「口に入れるもの」ではないので、やっぱり気にはなりますよね。
そこで今回は、生のまま食べることが多い「トマト」など、野菜の農薬の落とし方を紹介していきたいと思います。
- 野菜の農薬の落とし方を知りたい人
- トマトや人参など野菜の農薬の洗い方を知りたい人
- 野菜の農薬が水洗いで落ちるか知りたい人
野菜の農薬は水洗いで落ちる?100%は落とせない!
まず気になるのは「野菜の農薬は水洗いで落とせるのか?」という点です。
結論からいうと「野菜の農薬は水洗いすることである程度は落とせるが、100%ではない」ということになります。
水洗いだけの野菜や果物は農薬が残っている場合もあるんだね。
じっさいに行なった実験※では「水洗いだと、野菜や農薬によって落ちる割合が異なる」という結果になりました。
どういうことかというと・・・
「99%農薬を落とせた野菜」もあれば「わずか26%しか農薬を落とせなかった野菜」もあったということです。
※伊藤誉志男さんたち武庫川女子大グループの実験結果(「残留農薬の調理加工による減衰」)。
なぜ野菜によって農薬の落とせる割合が違うの?
なぜ野菜によって農薬の落とせる割合が違うのか?というと、野菜や環境によって「使う農薬の種類が違うから」です。
雨に強い農薬は落としづらい
農薬はいわば「野菜の上についているだけ」なので、雨がふったら流れてしまいます。雨が降るたびに農薬が落ちてしまったら意味がないですよね。
そのため「雨に強い・雨に流されにくい」作用をもつ農薬を使う場合も多いんですね。「雨でも落ちない=水洗いでも落としにくい」ということになります。
展着剤(てんちゃくざい)を使っていると落としづらい
「展着剤(てんちゃくざい)」という薬剤があります。「展着剤」には「野菜や果物に農薬をしっかりくっつける作用」があります。
展着剤は、ほかの農薬と混ぜて使うんだよね。
展着剤も種類によって色々ありますが、たとえば「雨が降っても農薬が流れにくくなる」「野菜・果物にまんべんなく農薬を付着させる」などの働きをします。
そのため、雨(水)に強い展着剤を使った野菜や果物は、水洗いしても落ちにくいんですね。
トマトに使う展着剤は「黄色」が多いので、農薬除去スプレーを使うと「黄色の液体」が出てきます。カンタンな水洗いだけで100%落とすのは難しいので、この黄色の液体もいっしょに食べていることになりますね・・・。
▲農薬除去スプレーを使うと出てくる展着剤
ウワッ・・・これは気持ち悪いね・・・。
いくら害がないって言われても、口に入れたくないよね・・・。
農薬の量は基準値を超えないように法律で決められているとはいえ、できるだけ口に入れないほうが良いに決まっていますよね。
そのためにも「野菜の残留農薬を落とす洗い方」「野菜の残留農薬の落とし方」について知っておくことが大切です。
できるだけ農薬や展着剤をキレイに落として美味しく食べたい♪
野菜の残留農薬を落とす洗い方を4つ紹介
野菜の残留農薬を落とす洗い方は下記4つの方法があります。
- 「流水」で農薬を落とす洗い方
- 「重曹+水」で農薬を落とす洗い方
- 「酢+水」で農薬を落とす洗い方
- 「農薬除去スプレー+水」で農薬を落とす洗い方
1つずつ見ていきましょう。
1.「流水」で農薬を落とす洗い方
水を流しながら野菜を洗う方法です。30秒ほど水を流しながらジャブジャブと洗いましょう。
100%すべての野菜の農薬を落とせるワケではありませんが、いちばんカンタンな方法ですね。
農薬は「水溶性(水に溶けやすい)タイプ」が多いので、流水で農薬をキレイに洗い流せる野菜も多いです。
量が多いときは大きめの「桶(おけ)」「ボウル」などに野菜を入れて、水を流しっぱなしにしながら洗うとやりやすいですよ。
どの野菜にどの農薬を使っているかは判別できないから、どれくらい落ちたか確認はできないけどね。
人参など、皮をこすれるタイプの野菜なら、タワシやスポンジでゴシゴシするとより効果的です。トマトなどは柔らかいので強くこするのは難しいですね。優しく手でコロコロしましょう。
2.重曹で農薬を落とす洗い方
2つめは「重曹(じゅうそう)」で農薬を落とす洗い方です。硬い人参や柔らかいトマトなど、どんな野菜にも使える方法です。
重曹とは「炭酸水素ナトリウム」という物質のことです。アルカリ性のため「酸性の汚れ(油汚れ・皮脂汚れ・手垢・酸性の農薬など)」を落とす働きがあります。
重曹は人体に害のない物質で「ベーキングパウダー」の原料としても使われるほどです。ベーキングパウダーを使う目的は「生地をふっくらさせること」です。
ちょっと化学的な話になるのでカンタンに説明すると・・・
「炭酸水素ナトリウム(重曹)」は加熱すると「水」「炭酸ナトリウム」「二酸化炭素(炭酸ガス)」に分かれます。この「二酸化炭素(炭酸ガス)」がパンなどの生地を膨脹させるため、ふくらむんですね。
炭酸水を飲むとガスでお腹がふくれる感じがあるけど、あんなイメージだね。
重曹は「食品用」「掃除用」など用途によって分類されているので、野菜や果物を洗うときは「食品用の重曹」を使うようにしましょう。
もし「掃除用の重曹」を食べてしまっても深刻な害はないよ。
でも「掃除用の重曹」は口に入れる用途で管理されてないから、「食品用の重曹」を使おうね。
3.酢で農薬を落とす洗い方
3つめは「酢」で農薬を落とす洗い方です。
酢は殺菌作用もあるので、生野菜を食べるときに消毒にもなって良いですね。酢は食用なので、口に入っても安全です。水で洗い流せばニオイも気になりません。
4.農薬除去スプレーで農薬を落とす洗い方
4つめは「農薬除去スプレー」で農薬を落とす洗い方です。
農薬を落とすために開発されたスプレーなので、効率よくキレイに農薬を落とすことができます。とくにオススメなのは「ベジセーフ」です。
「ベジセーフ」は水道水に比べて28倍以上も農薬除去できると実験で証明されているんです。「純水:99.98%」「カリウム:0.12%」という優しい洗い水なので、安心・安全に農薬をサッパリ落とせます。
ベジセーフは展着剤も落とせるよ♪
シュシュッとスプレーしてなじませ、あとはすすぐだけ。実質10秒で農薬をキレイに落とせます。重曹や酢みたいにつけ置き不要なので、時短にもなりますね。
「重曹+水」「酢+水」で野菜の農薬を落とすデメリット
「重曹+水」「酢+水」で野菜の農薬を落とす場合のデメリットを紹介します。
1.ビタミン類・食物繊維が水に溶け出してしまう
重曹や酢を使う場合、水につけ置きする必要がありますが、野菜や果物は水に長時間つけると「ビタミン」「食物繊維」などが溶け出してしまうのでもったいないです。
水に溶けやすい「水溶性ビタミン」「水溶性食物繊維」が多い野菜・果物はとくに注意が必要です。
水溶性ビタミンは「ビタミンB」「ビタミンC」とかだね。
緑黄色野菜は「ビタミンB」「ビタミンC」「食物繊維」がふくまれているものが多いので、長く水につけるとせっかくの栄養素が減ってしまうんですね。
2.重曹・酢を定期的に補充しなければいけない
毎回、野菜を洗うとなると「重曹」「酢」を定期的に補充しなければいけません。
大きなサイズを買うのも良いですが、場所もとりますし、野菜を洗うたびに出し入れするのがめんどうではあります。
結局「重曹がもうない・・・水洗いでいっか」ってなりそう。
農薬除去スプレーも同じですね。つけ置きは不要なので栄養素を逃す心配はないですが、補充が必要です。
3.時間や手間がかかる
ご飯の準備はとても大変ですよね。できるだけ「時短」で済ませたいところです。
そんななか、野菜を使うたびに「重曹」「酢」を準備して、水に溶かして、野菜をつけて、1分まって・・・としていたら、時間がもったいないですよね。
サッと軽く洗ってすぐに調理したいのが本音・・・。
農薬をしっかり落とそうと思ったら、どうしても時間や手間がかかってしまいます。
農薬は食べたくないけど、農薬を落とすのに時間もかけたくない!
そんなときは「なるべく農薬を使わずに育てた野菜」を選ぶのもオススメですよ。
農薬の量を減らした野菜は美味しくて安心感も高い
ここまで果物・野菜の農薬の落とし方を4つ紹介しました。が、面倒くさいうえに100%落とせているか確認できないということが分かりました。
スーパーの野菜・果物はほとんど農薬を使って育てています。どんな農薬をどれくらい使っているのか分からないので、ちょっと怖いですね。
農薬をまいている場面を見たことあるけど、すごいよね。大量にブワーッて・・・。
スーパーではあまり見かけませんが「農薬の量を減らしている」「無農薬」「有機農薬を使用している」野菜もあるので、紹介しておきますね。
スーパーで売っている野菜にくらべて使っている農薬が圧倒的に少ない(無農薬もある)ので、安心感も高く気持ち的にもラクですよ。
農薬は少ないほうが良いのは確かだもんね。
農薬をできるだけ使っていない野菜でオススメなのは「大地を守る会」です。「無農薬」「農薬減」「有機農薬」にこだわって野菜をつくっているので、農薬が気になる方にピッタリです。
「大地を守る会」の野菜をいくつか紹介すると・・・たとえば甘みの濃い千葉県産にんじんは「無農薬」です。
ほかにも、トロリとした甘さの群馬県産下仁田ネギは有機農薬を使用しています。使わなくていい農薬は使わない、という方針なんですね。^^
おためしセットは最大50%オフで半額なので、無農薬野菜、有機農薬野菜をためしたい方はチャンスですね。
普段は4,000円だから、1,980円でためせるのはラッキー♪
同じ野菜でも、やはり味は違います。「大地を守る会」の野菜は美味しいと評判も高いです。^^
「スーパーの野菜でいいかな」という方は、水洗い以外で農薬を落とす方法もあるので、そちらも紹介しておきますね。
野菜の残留農薬の落とし方【水洗い以外の方法4つ】
野菜の残留農薬の落とし方(水洗い以外の方法)を4つご紹介します。
- 皮をむく
- 揚げる
- 炒める
- ゆでる
1.皮をむく
残留農薬を多く落とすいちばん確実な方法の1つは「皮をむくこと」です。皮をむくとほとんどの農薬を取りのぞくことができます。
こんな実験結果があります。「りんご全体」「りんごの皮」「りんごの中身」これらの残留農薬を調べたところ・・・
- りんご全体⇒残留農薬あり
- りんごの皮⇒残留農薬あり(1番多く検出)
- りんごの中身⇒農薬は検出されず
という結果になりました。
①果実全体と②果皮のみの検査部位からは右ページの表のとおり、農薬が検出されました。これに対し、③果肉のみの検査部位から検出された農薬はありませんでした。この実験では、検出された農薬は、全て果皮に残留していることがわかりました。
出典:りんごの皮と身で残留農薬量を比べたら(http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/26381/1/nouyaku.pdf)
農薬は野菜や果物の中にまで浸透します。そのため残留農薬ゼロではないかもしれません。
とはいえ「皮をむけば残留農薬を多く落とすことができる」ということはハッキリしているんですね。
農薬の性質によっては果肉から検出される可能性も考えられますが、今回実験した176農薬では、皮をむいて食べることが、農薬の摂取量を減らすことができる有効な方法の1つであることがわかりました。
出典:りんごの皮と身で残留農薬量を比べたら(http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/26381/1/nouyaku.pdf)
ただ・・・皮をむくのはデメリットも多いです。
皮をむくことによるデメリット
農薬を落とすために皮をむくデメリットは下記です。
- 栄養を逃してしまう
- 皮ごと食べる野菜・果物には使えない
皮をむくことの大きなデメリットは「栄養を逃すこと」です。野菜や果物は皮にいちばん栄養がつまっていることが多いです。
たとえば・・・
- トマト:皮に「リコピン、βカロテン」が多い
- 人参:皮に「βカロテン」が多い
- じゃがいも:皮に「鉄分、カルシウム」が多い
- 大根:皮に「食物繊維」が多い
- ナス:皮に「ナスニン」が多い
- かぼちゃ:皮に「βカロテン、食物繊維」が多い
栄養をとるために野菜を食べているのに、栄養を逃すのはもったいないですよね。なので、栄養を逃したくない方は「皮をむく」以外の方法で農薬を落とすのが良いですよ。
それに、トマトやピーマン、ナス、いちご、サクランボなど皮ごと食べる野菜・果物は皮をむくことがないので、使えない方法です。
私は人参もジャガイモも大根も皮ごと食べてるよ。栄養満点♪
2.揚げる
2つめは「油で揚げる方法」です。
油で揚げることで「残留農薬がほぼ落とせた」という実験結果が出ています。
「残留農薬の調理加工による減衰」(伊藤誉志男ら武庫川女子大グループ)による、調理加工での残留農薬の減少についての研究報告があります。この実験は、わざと農薬を残留させた農産物を使用して行いました。研究報告では、皮をむくことが農薬の除去に最も効果的であり、調理法で除去効果の大きかったのは「油で揚げる」ことであり、ついで「炒める」、「ゆでる」の順でした。
出典:徳島県防災・危機管理情報 安心とくしま(https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2015082000037/)
とはいえ、コレも使える野菜・果物が限られます。そもそも果物は油で揚げることはないですし、トマトやいちごなども生で食べます。
フライドポテトや人参のかき揚げなどもありますが、油で揚げるのはそもそもめんどうです。(^^;)ほかの方法を見てみましょう。
3.炒める
3つめは「炒める方法」です。
たとえば人参やピーマンなど炒めて調理できる野菜は多いので、使えそうですね。
100%農薬が落とせるわけではないけどね。
生のまま食べるよりは、農薬を気にしなくて良さそうです。とはいえ、コチラもトマトやいちごなどには使えない方法ですね。
4.ゆでる
4つめは「ゆでる方法」です。
ゆでる野菜はけっこうありますね。人参・ブロッコリー・大根・・・お湯で煮るのと同じなので、火をとおす野菜はだいたい使えます。
ゆでるのも、100%農薬が落とせるわけではないけどね。
ここまでの結果を見ると、ふだん通りに料理をすればいくらか農薬を落とせるのが分かります。
調理方法でいえば、
揚げる>炒める>ゆでる
の順番で、農薬を落とせる量が多いです。
問題は「生で食べるトマトやいちごなどの野菜・果物」です。生野菜はそのまま食べたり、スムージーにしたりしますが・・・やはり農薬が気になるところです。
生で食べる野菜・果物は火を使う調理方法が使えないので「流水で洗う」「重曹で洗う」「酢で洗う」「農薬除去スプレーで洗う」のどれかで農薬を落としましょう。
まとめ
今回は野菜や果物に残った農薬の落とし方について紹介しました。
農薬は身体に害のない量を使うように決められていますが、私たちが知らないうちに基準値を超えていることもあります。
たまにニュースになったりしていますよね。
農薬はもともと食べるための成分ではないので、食べないに超したことはありません。ですが、農薬を使っているからといって野菜を一切食べないのはよくありません。
野菜は健康な身体をつくるのに重要な栄養素をたっぷり含んでいます。
農薬が気になる場合は「なるべく農薬を使わずに育てた野菜」を選ぶと安心感が高まるので、しっかり野菜を食べて健康的な生活をおくりましょう。
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