「無限列車編」が興行収入200億を突破(2020年11月12日時点)した「鬼滅の刃」。
煉獄さんが300億の男になる日も近いですね。
マンガを読んで、アニメを見て、映画で盛りあがって・・・お次は「聖地巡礼」を楽しみましょう。
「鬼滅の刃」の聖地といわれている場所はいくつかあります。
そのなかでも、今回は福岡県をご紹介します。
なぜ福岡県なのか?それは、
原作者である吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生は「福岡県出身」といわれているからです。
九州出身のマンガ家さんって、
意外に多いんだよね。
「ONE PIECE」の尾田先生とか、
「進撃の巨人」の諫山先生とかね。
「鬼滅の刃」では、炭治郎が巨大岩を一刀両断するシーンや「水の呼吸」で浮世絵さながらの水しぶきをあげながら鬼に斬りかかるシーンがあります。
「この場面や設定は、福岡の神社や巨大岩からインスピレーションを受けたのかも?」
と思われる場所が、福岡県にあるんです。
先生自身がおっしゃったワケではないので、あくまでファンのあいだで広がっている想像ですが・・・
関連の深そうな場所をあちこち巡るのは、テンションも上がってとても楽しいものです。
それではさっそく、鬼滅の刃における福岡県の聖地巡礼をご紹介していきます。
目次
【鬼滅の刃】聖地巡礼①福岡県糸島市「神在神社(かみありじんじゃ)」
1つめは「神在神社(かみありじんじゃ)」です。
聖地巡礼ポイント:「炭治郎が一刀両断した巨大岩」にソックリな岩
単行本1巻で、主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が巨大岩を一刀両断するシーンがありますよね。
その巨大岩にソックリな岩があるんです。
その名も「神石(かみいし)」。
糸島の鬼滅の刃の巨石を見学に行くなら車ではなくJR筑肥線で加布里駅もしくは一貴山駅で下車して徒歩15分程でちょうど両駅の中間地くらいの山奥にひっそりと鎮座していますので目的地までは車は入らないので徒歩で移動してくださいね^_^ pic.twitter.com/ZWqKDUuoqH
— 糸島なう! (@itoshimanow) November 9, 2020
竹林のなか、ものすごく大きな岩がひっそりとたたずんでいます。
神々しく、神聖な空気を感じますよね。
インパクトがすごい!
本当にマンガみたいに大きい岩なので、コスプレで行っても良い写真が撮れそうですね。
錆兎(さびと)が座っていたり、真菰 (まこも)が後ろからヒョコッと顔を出しそうな雰囲気です。
岩には登らないようにしようね。
パワースポットとしても、ふだんから人気が高い場所です。
生きていくうえで、色々なことに打ち勝つパワーがもらえそうですよね。
心を燃やせ!!
熱い情熱を胸に、がんばって生きていこう!
住所
福岡県糸島市神在801-1
料金
無料
営業時間
自由
駐車場
なし
アクセス
近くのJR「一貴山駅(いきさんえき)」から歩いて約15分ほどです。
神在神社の境内(けいだい)のウラに林道があります。
林道を50数メートルほど進んだ先に、神石はあります。
「神石まで約50m」などと書かれた立て札がたっているので、分かりやすいです。
神石にたどりつくまでの道は竹林がしげり、修行していた狭霧山(さぎりやま)に似た雰囲気も感じられます。
大正こそこそウワサ話
最初、神石は土のなかに埋まっていたそうです。
みかん畑にするために土を除去したところ、この巨大な岩が出てきたのだとか。
そのとき「勾玉(まがたま)」も一緒に出土したため、その土地を支配していた有力者のモノだったのでは?という説も。
神在神社総代の方が、そのように話されていました。
【鬼滅の刃】聖地巡礼②福岡県筑後市「溝口竈門神社(みぞぐちかまどじんじゃ)」
2つめは「溝口竈門神社(みぞぐちかまどじんじゃ)」です。
溝口竈門神社は、聖地巡礼ポイントがたくさんあります。
聖地巡礼ポイント①:煉獄さんが「溝口少年」と呼んだ由来?
炎柱である煉獄さんが無限列車のなかで、炭治郎のことを「溝口少年(みぞぐちしょうねん)」と呼ぶシーンがあります。
もしかしたら、この「溝口竈門神社」をヒントにした吾峠呼先生の遊び心なのかな?
と思いました。
じっさい「なぜ溝口?」と思われる方も多かったようです。
私も「煉獄さん、溝口ってどこからきたの?!」
って不思議に思ったんだよね。
溝口竈門神社を知らなければ「単純に名前を間違えただけ」で終わりますが・・・
「もしかしたら、溝口竈門神社が由来なのか?」と思いをめぐらせるだけでも楽しいですよね。
漫画家さんは、漫画を描くために色々と調べたり学んだりされています。
鬼滅の刃は「日本の和」「日本の美」がふんだんに取り入れられた作品です。
吾峠呼先生は福岡出身ということで、福岡県にある色々な神社を参考にしていてもおかしくないですよね。
聖地巡礼ポイント②:欄間の模様が「水の呼吸」と一致?
溝口竈門神社の欄間(らんま)に彫られている模様が「水の呼吸」と似ているんです。
どのような模様かというと「水の呼吸を思わせる波しぶきのような模様」です。
「溝口少年!」という事で溝口竈門神社に行ってきました。大楠が素晴らしくて美しいたたずまいです。✨ pic.twitter.com/BszYotyO7T
— 千家ゆう (@senke1979) November 16, 2020
コレはもう、先生この神社にいらっしゃったのかな?
って思っちゃうよね!
聖地巡礼ポイント③:「きせる祭り」で天狗のお面が使われる
溝口地区で行なわれる、先祖を偲ぶ伝統的なお祭り「きせる祭り」。
きせる祭りで使われている「猿田彦(さるたひこ)」のお面が、鱗滝(うろこだき)さんの天狗のお面に似ているんです。
猿田彦(さるたひこ)とは何モノ?
猿田彦は「サルタヒコノカミ」といって、
日本神話に登場する神さまだよ。
猿田彦は、神話の中で道案内をする役どころなので「みちびき(みちひらき)の神」と言われています。
姿は天狗という説も多いです。
みちびいてくれる+天狗=まるで鱗滝さんみたいですね。
きせる祭りでは、参加者が天狗のお面やのぼりを持って溝口竈門神社まで練り歩きます。
2020年のきせる祭りは12月13日(日)です。
屋台や御神輿(おみこし)などは出ないので、大きなお祭りではありませんが・・・
天狗のお面は見られるかもしれませんね。
聖地巡礼ポイント④:溝口地区では「ひょうたん」が生産されている
なんと溝口地区では「ひょうたん」が生産されています。
「ひょうたん」といえば、蝶屋敷で全集中の修行をしているときに使ったアイテムですね。
ちなみに、しのぶさんが炭治郎に水を飲ませてくれるときも、ひょうたんでしたね。
聖地巡礼ポイント⑤:溝口地区には彼岸花が多く生息している
溝口地区には彼岸花が多く生息しているのもポイントです。
ここまでくると「もしかしたら、先生は溝口周辺の出身では?」なんて思ったりもしちゃいますね。
色々な風景や建物から、インスピレーションを受けたのかもしれません。
住所
〒833-0012 福岡県筑後市溝口1553
料金
無料
営業時間
自由
駐車場
あり
アクセス
・筑後船小屋駅から徒歩で約53分
・羽犬塚駅から徒歩で約62分
・唐尾ばね公園バス停から徒歩で約22分
アクセスはあまりよくありませんね。(^^;)
まとめ
まとめると・・・
- 炭治郎が一刀両断した巨大岩にソックリな「神石」がある。
- 最寄り駅から歩いて15分なので行きやすい。
- 煉獄さんが言った「溝口少年」の由来かもしれない。
- 「水の呼吸」に似た欄間がある。
- 「きせる祭り」で天狗のお面が使われる(鱗滝さんみたい)。
- 溝口地区では「ひょうたん」が生産されている。
- 溝口地区では「彼岸花」が多く生息している。
いまはGoToトラベルで実質50%オフで旅行できるので、聖地巡礼するにはちょうど良いですね。
コロナの感染対策をしっかり行なって、聖地巡礼を楽しみましょう。